SAK 図書館
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VB oo4o + SQL 応用編2 oo4o エラー - エラーチェック、エラー処理
oo4o は、Oracle RDBMS でみ使用可能です。
■SQL エラーコード、メッセージの引き取り
・一般の VB 実行時エラーと同じに SQL 実行のエラーも引き取れる。
SQL 文に起因するものは、SQL Plus で実行してみれば、更に詳細なエラー
を見極めることができる。
尚、on local error goto 0 で、エラーコードはリセットされるので注意。
最近の VB では、on error resume next と書くのが普通かもしれない。
Excel の VBA や ASP では、local キーワードはエラーになる。
・OraSession.LastServerErr には、oo4o の最終エラーコードが、
OraSession.LastServerErrText には、対応するメッセージが格納される。
エラーリセットには、OraSession.LastServerErrReset を使用する。
但し、VB の error に OraSession.LastServerErrText のメッセージが追加
されるようである。更新系以外は、err によるエラー処理だけでシンプルに
コードできる。
・OraSession.LastServerErr とは別に OraDatabase.LastServerErr がある。
更新系の命令の中には VB の err は 0 のままで、oo4o がエラーとなって
いる事象がある。このとき、OraSession.LastServerErr も 0 である。
しかし、OraDatabase.LastServerErr には、エラーコードがセットされる。
従って、更新系の SQL 発行では VB の err と OraDatabase.LastServerErr
の両方をチェックする必要がある。
OraDatabase.LastServerErr には、エラーコードが、
OraDatabase.LastServerErrText には、エラーメッセージが、
OraDatabase.LastServerErrPos には、SQL のエラー箇所がセットされる。
エラーリセットには、OraDatabase.LastServerErrReset を使用する。
'** エラートラップ開始
on error resume next
'** oo4o エラーリセット
OraDatabase.LastServerErrReset
'** トランザクション開始
OraSession.BeginTrans
'** 更新処理
OraDatabase.ExecuteSQL "insert into sak.練習テーブル名 values " _
& "(データ1, データ2...)"
'** エラーチェック
if err <> 0 or OraDatabase.LastServerErr <> 0 then
OraSession.Rollback
MsgBox "更新に失敗しました。" & chr(10) _
& err & ": " & error & chr(10) _
& "oo4o: " & OraDatabase.LastServerErrText
exit function
end if
'** トランザクション終了
OraSession.CommitTrans
'** エラートラップ終了
on error goto 0
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