オフロードBike37 - 右京 愛宕山近辺、松尾峠、朝日峰、峰山、馬谷西平
・2007年04月29日(日)、右京の愛宕山近辺へTRICKERの彼と肩慣らしに行った。 お天気も抜群に良く、近距離圏と言うことで気楽に出発したのだが、あまり に高性能なTRICKERの走りに唖然とするばかりの一日だった。 確かに昨年初めてTRICKERとツーリングに行ったとき、比較的平坦な舗装路 でもコーナ毎に離されるなとは思った。私はこの時、中低速が苦手なTSRだ ったが、今回は中低速に強いKDXなので大丈夫だろうと思っていたのだ。 ところが最初の道中からして、少しの登り坂でTRICKERが後ろに貼りついて くる。KDXは定速度を維持しているつもりなのだが、やっぱ、落ちてるのね。 なんかこの辺りからイヤな予感がしてたんだーーーー。
・ダートに入ったあたりで休憩。うーん、気持ち良いお天気。 ここで先頭をTRICKERに交代したのだが、たちまち姿が見えなくなる。 うそだろ。ダートでこんなにおいていかれるなんて... KDXでもこれ???? 信じられなーーーーい。(^^;
・昨年は初乗りTRICKERだった友人だが、すっかり昔の走りになっている。 黄ヘルの友人の走りが怖いからゆえの肩慣らしなのに、もっと危険な奴が 復活している。こやつにはスクータあたりが安全なのだ。(笑い) で、これまで見落としていた枝道をうっかりと進む。
・ひゅるる〜。私一人なら絶対に引き返している。なんか凄まじいガレ場を TRICKERが突き進んで行く。やっと走り抜けたと思ったら、例によってTRICKER の影も形もない。私は開き直って記念撮影した。(笑い) その後、走り続けると彼が引き返してきた。先は峰山への獣道に転じていた。
・しかし、朝日峰近辺のこのガレ場、両サイドが盛り上がってるからいいもん の片側谷底だったら絶対に怖くて走れない。 黄ヘルの友人にRMXを買わして、ここに絶対に連れてこなければと思う私と TRICKERの彼であった。(私は手前で見てるだけと思うが) (笑い)
・引き返し途中の松尾峠で記念写真。高雄バス停と言う驚きの看板がある。 ジムニーのバスでも走ってるのかよと思ったら、どうやら矢印になってるら しい。こっちに行けばと言うことらしいが、どう考えても徒歩コースである。 その後も走り出すと瞬時にTRICKERは彼方に見えなくなるので、割り切って 一人記念撮影なんかした。(笑い)
・途中、枝道の危険な坂道をTRICKERが下りる。私はさすがに早々に停止した。 帰って地図も確認したが、線一本すらない... 友人はもう少し行けると言う のだが、私は拒否。(笑い) どう見ても下りたら、2ストでは登れそうにない。 危険に誘わんといてくれ〜〜〜〜。(^◇^;)
・メインコース直前まで戻ってきて、馬谷西平辺りの最後の枝道を走る。 途中、パジェロミニタイプがやってきたので抜けているのかと思ったが、 後から思えば引き返して来たんだよなー。それもたぶんすぐ先で。(^^; いやあー、恐怖のコースでした。二度と行かん。(--;)(--;) 片側谷底、ほとんどガレ場、ところどころ落ち葉、おまけに細い〜。
・で、お約束の行き止まり。ひゅるる〜。恐怖のコースをひたすら戻る。 やっと、メインコースに戻り、予定の場所で休憩。 TRICKER専用コースを友人にお任せして、私は写真撮影に専念。 2ストじゃ無理と思う勾配もTRICKERは平気で登り下りする。
・恐るべしTRICKER + 友人。どこにでも行くなあ。 彼と一緒に走るときはモトパンやブーツが必須と悟った。 後、TRICKERに二人乗りさせるとか、50キロ以上の重り載せとくとか... それぐらいせんとついていけませーーーーん。(笑い)
・愛宕山近辺の頂上付近で最後の記念撮影。当初の計画では帰りがけ左側の 枝道を行ってみる予定だったが、私はすっかり体力を消耗していた。 そこで、素直に帰ることにしたのだが、帰って地図を確認したら線一本も なかった。たぶん獣道に転じるのだろう。
・で、帰り... TRICKERのブレーキランプがまったくつかないんですがー。 ダートの下りだと姿が見えなくなるほどには離されないけど、コーナ毎の 遅れを取り戻さないとついてけない。 こやつには減速と言うものが必要ないらしい。(^^;
・しかも舗装路でも同じ。コーナでの減速が感じられない。TRICKERは一定 速度で走っているのだけど、こっちはコーナ毎に遅れを取り戻すために 加速しなくちゃならない。そして登りに入ったとたん、ダート同様に姿が 見えなくなる。きっと登りのコーナも同じペースなんだろうな〜。 私はどっぷり疲れて帰還した。(笑い) GPSログによると行き50分を帰り35分で帰って来ている。(^^; 30kmを35分で帰ってくると言うことは、平均速度51km/h。 最高速度60km/h程度だったことを考えると... ありえなーーーーい。 しかも直線なんかほとんどないコースだし。(--;)(--;) そりゃ、私が200km以上走った程度に疲れるのも納得である。 確かにTRICKERの車体の軽さや4ストならではのフラットトルクによる一定 速度での巡行性能は認める。しかし、普通、峠道で追いつくことはあっても 離されていく経験はそうそうないぞ。(^^; 1000ccを超えるビックバイクでもコーナは減速しているぞ!! どう考えてもTRICKERの友人の走りは驚異である。 若いのおーっと言うしかない。(笑い) 走行距離 85km でした。
■オフロードBike記
