オフロードBike3 - カワサキ(KAWASAKI) KDX 125
・2004年の夏をなんとか乗り切った TSR125 であったが、平坦な直線で 70Km/h の最高速度は悲しく、向かい風でもあろうものなら 60Km/h も苦しい。 坂は 50km/h で昇るのが限界となり、50cc にも負ける性能となってしまった。 仕方なく新車を物色するが、もはや 2ストはない。 うう、4ストですかあ? KSR110 ぐらいしか選択肢がないのだあーーー。 で、2ストの中古を探しました。
・KDX って良く売れたのかなあ? インターネットで検索してもありそうな中古は KDX ぐらいでした。 入手した KDX125 は、走行距離は 5500Km と少ないものの、放置されていた のか錆び錆びでした。(^^; 足回りと駆動系を新品に交換して磨いてもらったのですが、う〜ん、中古は 所詮、中古ね。(^^;
↑【岩ゴロゴロ、急な獣道にて...】
うっかり獣道を下りたものの、もしかして行き止まり? そういや、昔、苦労して登った記憶が... (^^;
・外装の色褪せは仕方ないとしても、この振動は凄い。 KDX は相対的に振動が凄いらしいのだが、TSR と比べると酷すぎる。 吹かして乗ると、ちょっとした買い出しで手が痺れてしまう。(笑い) 2 週間ぐらいでチャンバーカバーのネジが一本飛んでました。(^^;
↑【どうだ、溝あるぞ...】
New タイヤの記念に。
・前のオーナはそれほどエンジンを回していなかったらしく、高回転に達する 前にしぶってしまう。最初、私好みの性格にしてやると回してやったのたが、 高回転域の力があまりなく、その振動の凄さにバックミラーがぶれて後ろも 見えない。(^^; 一応、110Km/h は出ることを確認したのだが、振動に根負けしてしまい、中 回転レベルでチェンジする走りに私もなってしまった。 まあ、中低速で乗ると KDX は楽しい。
・同じオフローダでも車種によって、随分性格が違うものだと思う。 TSR もフロントサス倒立以降のモデルは中低速が力強くなったと思ったのだ が、KDX と比較すると実にピーキーなエンジンである。 TSR は高回転域に入るとエンジン音がまったく変わってしまう。 このときの加速感は、けっして KDX では味わえない。 確かにその昔、林道を TSR でカッ飛んでたなあ... そういう性格のエンジンだったわけだ。 KDX はエンジン音の変化はなく、高回転域ではぶおぅ〜って感じ。 ただハンドリングは軽い。 TSR は倒立になってハンドリングが重くなってしまった。 林道では旧型の TS の方が扱いやすかったことを覚えている。
【後日談】
KDX に乗って 1000Km を超えたあたりから、高回転域が回るようになった。 それまでは、どんなに吹かしても頭打ちがあったのだが、まだ、その先が あったのだ。(笑い) TSR と同様に 120Km/h は確認した。 う〜ん、良い感じ。(^^)
↑【もはや、ダートは皆無...】
せっかくタイヤに溝があるのに、月日は流れてどこも舗装に。 こ、こんなはずでは... (^^;
・KDX ってバッテリレスと聞いていたが、キー入れてもランプが付かないのは 困りものだ。最初、早くもニュートラルランプが切れたのかと思った。 アイドリングではヘッドライトの明るさがふらつくが、普通に走ってるとき は明るさは一定で、夜も十分乗れる。 ただ、このキーの位置は夜、差し込みに困る〜。 サイドのどこか見えない。(^^;
↑【近場ツーリングの記念に...】
たった 42km のツーリングで、かなり疲れてしまう。 琵琶湖一周 300Km の若さはどこへ行ったのだ。 うう、歳には勝てんな。(^^;
・まあ、そんなわけで、長年の SUZUKI から KAWASAKI に変わったわけですが、 やっぱり、あのエンジン音が懐かしく、TSR125 をオーバホールすることに しました。ただいま、最終、お化粧直し中です。(^^)
■オフロードBike記
